2008-11-22 再見「ALWAYS 続・三丁目の夕日」 昨日の地上波放送で改めて鑑賞。 さらに景気後退の進む今、後に残る感想が微妙に変ってくる。 決して「あの日」に帰れないが、環境の激変した今改めてベタな「金で買えないもの」を考えさせられる。 金の無い今こそ「金で買えないもの」が求められているが、捜索は至難。 劇中重要なアイテムとなる茶川龍之介の芥川賞候補作の載った純文学誌を、取り巻くみんなが買って持っている設定がやはり一番泣けた。そんな時代だったんだ。 自らの立場の補強を感じてしまう石原慎太郎氏の創作活動とは対極にあるような感じ。