粘る!営業。

クイック・ジャパン (Vol.48)

 夏のボーナスも出揃い、炎天下で必死の営業活動がいたるところで繰り広げられている。
 出入りの官公庁、民間企業でもさまざまな業種の営業マンが売り込み攻勢をかけている。
 これらを見聞きするたびに、私の「売り込み」は甘いなあと反省させられる。


 特に保険外交員の粘りは凄い。年配の女性外交員がワカゾウに食い下がる場面に何度も出くわす。
 「よく分からない」と逃げ惑う対象を「契約を見直しましょう」と追い詰める迫力に感動さえ覚える。


 出入りしている美容院ヘアサロンでも、化粧品シャンプー等の消耗品セールスの執拗な攻めに感動。
 接客中でも、「要らない」と言われても、めげずに売り込む。


 私は、よく「ノルマが大変だから?」とか「売れると報奨金がいいんでしょ」とか言われるが、ウチの店ではノルマも報償も無い。
 絶対熱くならない『ぬるま湯温泉』でぬる神様(板倉俊之)に甘えている気分。