『週刊ブックレビュー』2008年03月09日放送分   おすすめの一冊

神なるオオカミ・上神なるオオカミ・下
 中国の失われてしまった草原の民とオオカミの話。
 人と家畜、捕食者であるオオカミがお互いを支えあって成り立っている。
 オオカミ=悪者として駆逐してしまうと緑豊かな草原は滅びてゆく。



 駆逐されつつある「街の書店」
 頑なに定価販売の書店があるから、値引きやポイント、特典の店が有り難がられる。
 もし、全部がダンピングダンピングだったらきっと商いの生態系は崩れてしまうだろう。