「お座成りの対応」しか出来なくなってしまいがち

ある日突然、警察に呼び出されたら、どうする・どうなる (アスカビジネス)

佐世保署、銃部品預かり記録なし・住民通報で容疑者に依頼 日経12/18
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20071218AT1G1801W18122007.html
長崎県佐世保市のスポーツクラブで8人が死傷した散弾銃乱射事件で、
2年前、住民からの通報を受けた佐世保署が、馬込政義容疑者(37)に銃を使用できなくするため、銃の部品を警察署に提出するよう電話で依頼していたことが18日分かった。馬込容疑者は同意したが、保管記録は見つかっておらず、同署が問題を認識しながら、対応が徹底していなかった可能性がある。

ドンキ放火の119番対応、法廷へ 遺族が提訴 朝日12/17
http://www.asahi.com/national/update/1217/TKY200712170105.html
3年前、従業員3人が犠牲になったさいたま市の「ドン・キホーテ浦和花月店」で起きた放火事件。その際の119番通報に対する消防局の対応をめぐり、遺族が市を相手取って損害賠償を求める訴えを起こした。――店の構造や出火元を重ねて尋ねる職員に対し、何度も質問を聞き返す小石さん。2人の会話は雑音に遮られ、かみ合わないまま終わっている。

 情報元とそれに対応する側の「かみ合わなさ」が歯がゆい。
 対応する側は数多くの情報、事例を処理しているうちに「慣れ」から感覚が「鈍化」してしまう。
 誤った情報、がせねたが多いことにも起因している。
 その中から、大きな不幸が芽生えてしまうのはやりきれない。



 些末な例だが、書店での対応でも同じ本、同じベストセラーの事ばかり繰り返しお客から聞かれると「お座成り」な対応になってしまう自分が、嫌だ。
 こちらは「人命」に関わる事がまず無い、から気楽だけれども。