全国書店新聞12月1日号記事 【 中小が生き残れる業界に 】ジュンク堂書店の工藤恭孝社長

 http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/news.asp?news=2007/12/01
チラシで攻めてチラシで勝つ!―中小店が巨大チェーンに勝つための一点突破差別化戦略「一点集中」で中小店は必ず勝てる!

中小書店が生き残っていける業界に変わるよう舵を切らなければ、大型店だけでは絶対に将来やっていけない中小書店があっての、そして雑誌、文庫、コミックがあっての専門書売場。お客さんは専門書や医学書ばかり買うわけではない。文庫も雑誌も買う。中小書店の方が便利だというお客様もいる。

 
 同じ日12月1日号の全国書店新聞記事・・・

【 本屋のうちそと 】「大型書店と中小書店の共存は可能」などと脳天気な事を宣う人も居る様だが、開店口座による開店在庫の支払い免除を初め、取次との取引条件が中小の書店とは断然違うのだから共存どころか競争さえ成り立つ訳が無い。しかもこれだけ大型書店が全国に出店しているのに業界全体の売上は落ちているのだから「共存」では無い。

 ああ!この噛み合わなさが現在の状況を象徴的に示している。
 どちらも「確か」のような気がする。
 要は業界全体の売り上げが競争で伸びればいいのだ。


 「お役所」でいえば税収の不足も、景気が良くなれば、増税できれば、運用益が増えれば・・・OKみたいな話。