耳の痛い話。

 少し離れた場所にある同規模の競合店で、或る客(男)が自分の手帳に棚を見ながら次回買いたい本の予定を書き込んでいたら、そこの男性店員が誤解して
 「本に落書きするのは止めてくれ。」と酷く怒ったらしい。

 その客は「誤解だ」と抗弁したらしいが、伝わらずに結局その場で喧嘩になったそうだ。

 その客がウチの店に来て、経緯を語った後
 「もうアソコでは買わない。頭にキタ。」
 「今後はちょっと家から遠いがココで買うことにした。」


 ちょっと耳が痛い。
 同じ様なトラブルはウチの店でもよくある。逆の立場での経験も豊富だ。
 たまたまそのお客様は(失礼だけれども)見るからに「胡散臭い」。
 

 外見や様子から、身勝手で誤った判断をしてしまう危険を常に用心していなければならない。以て他山の石となすべきか。