パノラマバイブルに期待する。

　欧米の価値観の根本はバイブルにあると言って良いと思う。
　ところがバイブルは日本人にとって容易で親しみやすい物ではない。
　
　イラク戦争でもそうだが、アメリカ等の世界を覆う価値観や正義の主流は良きにしろ悪しきにしろキリスト教的なものだ。その根本に在ると思われるバイブルへのアプローチが日本では不足気味だ。
　
　バイブルへ近づくキッカケとして近刊「パノラマバイブル」は注目だ。
　特価でも26,460円はちょっと近づきにくいけれども。

９月１日発売
見るか。読むか。学ぶか。聖書はあなたを待っています。新共同訳聖書の抜粋により、聖書全体を展望。多くの美しい図版により聖書の世界をテーマパーク化。チャートや年表を多数掲載。複雑な系図や歴史を体系的に理解できます。立体感溢れる地図により、聖書の物語を鮮やかにイメージできます。読者のインスピレーションをかき立てる名画を随所にちりばめました。聖書の文化的背景を理解する手助けとなる、考古学的資料を豊富に掲載。聖書の言葉を理解するために、学問的でわかりやすい解説が充実。巻末に小見出しを全て収録。自在な検索が可能です。旧約聖書続編とその解説も付いた画期的内容です。信者でなくてもキリスト教の起源と歴史がよくわかる、聖書の世界をワイドかつ立体的に一望できるものです。

　映画「マザーテレサ」の公開との合わせ技も効いている。