源頼朝と小泉首相

鎌倉幕府の転換点―『吾妻鏡』を読みなおす (NHKブックス)頼朝の天下草創 (日本の歴史)小泉純一郎―血脈の王朝

 吾妻鏡1185年 (元暦2年、8月14日改元 文治元年 乙巳)に、「東国住人任官の輩の事」が記されている。

4月15日 戊辰
  関東の御家人、内挙を蒙らず、功無くして多く以て衛府・所司等の官を拝任す。


 いわば鎌倉殿の御家人における造反グループだ。御家人なのか廷臣なのか。
 ここは旗幟を鮮明にさせるため、断固たる処置をとらねばならない。



 ステルスのまま御家人として留まることは許されない。
「解散」の狙いは挙党一致の「体制固め」と見たい。「郵政」は踏み絵となった。

 結果的に首相が独裁者の道へ入り込む危険性もある。
 より右傾化した社会へ突き進むのか。


 総選挙は「郵政民営化」が論点ではない。首相の下に形作られようとしている強固な武家政権を認めるか認めないかだ。


ブログが見た「否決・解散・総選挙」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/09/news043.html