今夏、CLAMP作品の映画化で勢いづく売場
ツバサ10巻、×××HOLiC6巻同時刊行で盛り上がりに盛り上がっている、CLAMP作品。「CLAMPノキセキ」もコンスタントに売れて、改めてその強さを実感。
読者層の広さと厚み、堅実さは書店にとって心強い。
映画公開に向けて全力で売り続けたい。
マニアックな作品の品揃えを望む読者の希望もひしひし感じる。しかし金太郎飴でもメジャーな作品を大量に売ることが書店にとって大前提だ。
他の業種からのアガリで書店を経営している会社が多いけれど、ピュアに書店しか経営していないと、どこで利益を出すかが死活に関わってくる。
全国的に企画物の大量受注、一括採用品の取り扱いなどが、徐々に減りつつある現在、どこに金脈は眠っているのだろう。模索は続く。