KDDI:au携帯での書籍販売サイトを21日開設

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20050420k0000m020038000c.html 

丸善が扱う約45万点の書籍を検索、発注し、代金は携帯電話の利用料金に上乗せして一緒に払える。

  • 「EZ Book Land!」に見るauコンテンツ戦略の真意:神尾寿の時事日想

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/mobile/articles/0504/21/news016.html 

auはパッケージ販売という物販の上位に、低価格・大量消費型のデジタルコンテンツ販売というレイヤーを被せようとしている。


 「携帯で読書」というスタイルはある程度定着するように思う。少なくても専用携帯端末を利用するより合理的だ。画面の小ささや文字の読みにくさ等の弱点も、他の機能(メディアプレーヤーとか)との融合というメリットで、克服されていくだろう。
 これは活字文化のさらなる普及ともいえる。


 書店として気になるのは書籍販売サイトの普及の方だ。
 みんなが所持している携帯で簡単快適に「紙の本」が買え、しかも「代金は携帯電話の利用料金に上乗せして一緒に払える。」となると脅威だ。
 書店店頭でも、そのうち携帯で購入書籍の決済できるようになると思うが、その場に欲しい本が無いと、売り上げにならないし・・・。
 結局、多くの商品在庫を保持するメガネット書店の独壇場となるか。