兆しを読む。流行に追いついてさらに。 

 本が売れるかどうか、その兆候を如何に速く察することが出来るかどうかで、売り上げは随分違う。アンテナを張り巡らし、様々な情報を基に感覚を磨いていかなくてはならない。ちょっとでも油断すると退屈な売り場になってしまう。これは惨めだ。

 最も簡単で効果も大きいのはテレビ化、映画化の関連本チェック。しかし集中するため商品調達は難しい。他より速く商品を抑えることが勝負の分かれ目だ。ただ資金力に限界があるとちょっと・・・。

 
 流行の変わり目はチャンスが転がっている。ファッション誌が季節の変わり目に部数を伸ばすのは当然の結果だ。
 ファッションに限らず、様々な事象の切り替えどきに、その変化をアピールすると効果は大きい
 住宅のビフォアアフターやダイエットの前後比較、倹約生活による家計の変化、細かい所では「マンバギャル」の「普通」への変身なんか注目されやすいから。
 


 多くの人々の心の中に芽生えている「こう在りたい」という変身願望を叶える些細な事が流行の「兆し」なのかも。