平成の大合併と地図出版

 私の住む街も今年5月に大合併がある。しかし小さい街なので市販で発行されている単独の地図は一種類のみ。(その他大勢の一部としては他社製もあるが)
 そのなけなしの地図すら合併を控え、今年初頭から品切れ状態。合併後、新区割りで改訂版が出るらしい。

 今は年度替りで年間で一番需要があるとき。それなのに残念。

 地図出版社営業の人の話を聞くと、大都市圏は部数が出るから良いが、そうでない所は印刷も慎重にならざるを得ないとの事。買い替え需要でさぞやホクホクと思っていたが。
 なかなかうまくはいかないらしい。

 従来より官庁官僚からのトップダウン政策が、この国を動かしている。民間や下々はそれに便乗して甘い汁を吸おうという、さもしい根性が身について今まで来た。

 本当にやりたいことが出来る「民間主導」が実現されるのはいつの日の事だろうか。