読み捨てじゃない「完全版」が人気！

　コミックの定価が現行にほぼ固定されて久しい。

　大きな書店は数をこなせるから薄利多売でもいいけれども、零細書店は単価の高い商品を売らないと苦しい。
　特にコミックは零細書店にとって主戦場だけに、利益を出すことは至上命題だ。

　そんな中で単価の高い「完全版」コミックはまさに救世主だ。
　「コミックは安い」「コミックは読み捨て」「コミックは保存に適さない」という常識を塗り替えてくれた。お客様や書店の欲求をも満たし、意識も変えてくれた。

　ありがとう。いい仕事です。