エイベックスとCDコピーコントロール

http://www.asahi.com/business/update/0917/118.html?ref=rss

 ついに悪評高いにCCCDも見直しの時が来た。

 音楽CD業界もプロ野球界同様、しくみを変革する動きが出てこなければ、ますますユーザーやファンとの溝は深まるばかりだ。
 
 今回のCCCDも見直しは、『エイベックスのトップ交代』http://www.asahi.com/culture/update/0803/012.htmlに伴う路線変更や、ハードディスク(HDD)音楽プレーヤーのiPodの爆発的普及が影響していることは間違いない。

 『ユーザー置き去りの著作権攻防戦 iTunes Music Storeは始まらず、規制は世界一、パソコンやiPodにも新規課金の動き』 http://www.asahi.com/tech/apc/040729.htmlに関しては、これから早急にユーザーとの溝を埋めていかねば自然と音楽CD業界は滅びていくだろう。とにかく改革を急がなければならない。

 しかしエイベックスの発表にあるように「著作権保護に関する論議が広まり、導入当初の目的に対して一定の成果をあげることができたため」などと実態から遊離して、体裁を繕うようなことをほざいている様では、望みは少ない。
 CCCDは失敗だった、となぜ言えない。

 既得権に執着して、実情に即した見直しや改革を恐れていないか。