【芥川賞一問一答】津村記久子さん「私の小説なんてまだ生ぬるい」 産経msn1/15
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090115/acd0901152355009-n1.htm
「7月中旬から9月の上旬に書いた小説なので、こんなにすごい不況になるということを私はまったく知らなかった。不況ということを意識して書いた小説ではない」
不況小説?という穿った見方からどうしても入ってしまう。
「こんなにすごい不況」では執筆当時なかったかもしれないけれど、「あんまり物事を良いようには考えない性質」とご本人が自らを語っているから
事態の悪化は想像されたのかもしれない。
- お金がなくても楽しい、
- 大きい望みがなくても楽しい
- 少し間が抜けた感じ、ゆるーいもの
- 「とにかく毎日ご飯を食べて、何とかしのいでいただければ」
という回答の中の言葉が印象に残った。
受賞者が言うように『楽しいのは楽しい』「ゆるくして作った(過ごす)というか、ほとんどど考えずに自由に書けました(生きました)」の精神で今を乗り切るしかない。