『働きアリの2割はサボっている』

働きアリの2割はサボっている―身近な生き物たちのサイエンス

 タイトルが意味深。 本当なのだろうか? 思わず手に取る一冊。
 もし本当なら「働き人間」もそういえるの?


 働かない2割をリストラすると、残り8割のうちまた2割が「働かなくなる」そう。
 その2割をまたリストラすると、またその2割が・・・。
 リストラが進めば進むほど、コミュニティーはやせ細っていくということか。


 都合のいい風にとっていくと「お荷物」もまた必要な構成要素。
 只々「邪魔者」「食いつぶし」として扱ってはイケナイということか。
 今、役に立たない邪魔な連中は排除したい、と「上に立つもの」は思ってしまいがちだけれども。