2夜連続、録画して楽しむ。
主人公のピアニスト、その生い立ち、事件を追う刑事等から、書評通り松本清張「砂の器」を彷彿させる。
だが「不妊症」にまつわる主人公の心理描写などは、女性作家*1ならでは。
仕方ないことだけれども、ドラマではあまりにテンポ良く、都合良く話が進むので、不自然さが眼につく。
「氷の華」を象徴するような「冷えたグラス」が印象に残る。
青酸カリを仕込んだ場面を思い浮かべながら、自宅でもグラスを冷凍庫でキンキンに冷やしてドリンクを楽しんでみる。
「グラスを冷やす」テクは前から知っていたが、実際に試すのは初めて。おかげで予想以上の効果を確認できた。