『広辞苑』予約で302冊 全国書店新聞 3月1日号記事

http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=6360

阿久根市は人口2万5千人、世帯数1万戸。東シナ海に面した豊かな漁場とぼんたんの生産で有名な小さな町だが、この町のブックセンター書林は、10年ぶりに全面改訂された『広辞苑』第6版を予約だけで302冊販売し、九州ではトップ、全国でも独立小規模店の販売数では日本一ではないかと周囲を驚かせている。

「田舎の小さな書店でも努力次第で日本一になれる。阿久根の子どもたちに夢と希望を持ってもらいたかった」と永里社長。

 「日本一」であることが大事。希望を持つことが大事。


 なにか大儲けしたように聞こえるが、実際には300冊売っても、これだけでは営業車1台買えるか買えないかの利益しか得られない。
 広辞苑拡販を通じて得た「達成感」「充実感」「顧客への感謝」の方が大きいように思う。
 販売金額では表せない地方の「絆」を感じさせる。

 
 「日本一の男の嫁になりたい」篤姫の地元でもある鹿児島県ならでは。