『新潮日本語漢字辞典』刊行迫る。
見出し字総数1万5375、熟語数約4万7000、総ページ数3072で、定価は9975円。
http://www.shinchosha.co.jp/jiten/kanjijiten/index.html
- 作者: 新潮社
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 単行本
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これまでの漢和辞典は、「漢文」を読むためにつくられてきた。『新潮日本語漢字辞典』は、日本語の文章を読み書きするための、初めての本格的な「漢字辞典」としてつくられた。
確かに従来の漢和辞典はとっつきにくく、漢文用といったイメージが強い。日常では扱いにくい代物。
■熟語に、東風、浴衣、秋刀魚、寄せ鍋なども
■用例は日本の近代文学、現代文学から
■熟語のすべてを五十音順で引ける熟語索引
■日常生活で目にする漢字を幅広く収録
■日本の漢字に特有の背景や環境も説明
なるほど。これは画期的。
しかし「内容組見本」を眺めると、相変わらず硬い。
もっと誰にでも親しめるカタチ、大胆な切り替えをして欲しかった。漢和辞典の臭いが抜け切れていない。
さっと見ただけでは「良さ」が伝わらない。
漢字独立宣言!新潮社がニュータイプの漢字辞典を刊行へ 産経9/17
http://www.sankei.co.jp/culture/bunka/070917/bnk070917005.htm