ファイルマガジンに振り回されています。


「国産名車コレクション」も「日本の100人」も「美空ひばり、こころの歌」も大量に搬入されたが、すべて即完売。
 驚くほどファイルマガジンがよく売れる。


 今年に入ってからのシリーズは全戦全勝。負け知らず。
 おまけに振るわなかった「わが家の和食」にも固定客が付いて品不足。



 テレビCMの効果は当然だけれども、だいぶ企画自体もこなれてきて、必勝パターンができあがってきたような感じがする。
 かつてはマンガ週刊誌が担ってきた集客を代替してくれている。(年齢層は高くなったけれども)
 


 書店ではシリーズの巻数が進むと予約定期購読者以外は購入環境が不安定になる。
 版元の本音は「定期購読&直接販売」なのは間違いない。
単価も安いし、書店は需要を起爆する役割のみが割り振られ、ちょっと不満だった。
 けれどもバックナンバーの流通がスムーズになれば、まだまだ書店に売るチカラがあるぞ。



 消費にも土地に根付いた「風土」のような性質がある。
 直販には負けられない。