小さい器の中で足を引っ張りあっている。

病気は自分で治す 免疫学101の処方箋 安保徹の食べる免疫力―美・医・食同源 病気にならない最新の食事セラピー (特選実用ブックス COOKING)
 住んでいる田舎は世間が狭くて、陰口や嘲笑ばかりが聞こえてくる。
 人を貶めるような噂や放言が多く耳に入り、時々耳を覆いたくなる。


 多くは悪気はなく、面と向かって攻撃するわけではないので、半分冗談だとは思うけれども、なんの益があるのだろうと不思議に感じていた。


 思うに、狭い社会の中で目先にぶら下がっている、近所や身近な人を貶めることによって、相対的に自分の立場や価値が上昇したように錯覚しているのではないか。


 ここの所「免疫力」関連の本が注目されている。
 身近な他人の悪口は、安直に自分の「免疫力」を高めたような効果を自覚させてくれる術なのかもしれない。
推奨される良いことばかりが免疫を高めてくれるわけではないように思う。


「他人の不幸は蜜の味」
 きっと「蜜」は免疫力を高めてくれるのだろう。