堤前コクド会長を逮捕、証取法違反の疑い・東京地検特捜部
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt85/20050303AS1G0300T03032005.html
二代目として西武王国に君臨してきた堤義明氏。
松下幸之助は堤義明氏を評して「この人は二代目だが創業者の心を持ってる人やな」と言ったそうだ。しかし・・・。
多くの王国王朝は創業者が凄くても、大体二代目、三代目がコケテ長くは続かない。
百二十五代続いている天皇家(王家)は奇跡に近い。今、皇室典範を論議することは天皇家存続を維持している機能の解明を試みること、とも言える。
私は、この機能の一つとして『摂録〔せつろく〕』の家の存在が大きいと思う。『摂録』家は、ともすれば王権簒奪の最右翼なのだけれども、ミウチとしてあるいは家職として天皇家を支え守る担い手となってきた。そのような家を取り込み機能させてきた体系こそ見事だと思う。