現代用語の基礎知識 2005は変わったなあ

現代用語の基礎知識 2005
imidas イミダス 2005
知恵蔵 2005

 新年度の用語3誌が出揃った。価格の横並び時代が終わり、3誌とも異なる価格設定となった。
 特に「現代用語の基礎知識 2005」の変化は大きい。

B5判の週刊誌サイズからA5判のハンディサイズに。大きく変わってサプライズ。

 創刊当時の雰囲気さえかもし出している。重量感は無くなったが、扱いやすくなったかも。実用的には大正解だと思う。
 しかし店頭で選ぶ人はどう思うだろう。他の2誌に比べると明らかに見劣りする。
 ということは毎年購入し、使い倒してくれるコアな読者のための変化と見たい。


 年々冷え込む用語3誌の需要を喚起するため、各誌の特色を強調する戦略は、より徹底しないと販売面では効果が少ないと思う。

 紙の媒体がどのような形でネット時代に生き残れるか、典型として注目したい。