ケータイ料はまだ高い

http://www.be.asahi.com/20041002/W12/0024.html

 ここ数年で爆発的な普及を果たしたケータイだが、未だに利用料金の割高感は高い。
 ケータイ各社、様々な特典や料金割引サービスを付加しているが、複雑な料金体系からなにか利用者を誤魔化そうとしているかのような印象を受ける。

 一般的に消費の場面では懐からお金が出て行くのが見えるため、消費に伴う喜びや充実感とともに、反省や呵責も同時に感じることが出来る。
 しかし、カード決済等での消費の場面では、その場でお金の動きが実感できず様々な思い無しに推移してしまう。

 ケータイでは(公共料金みたいに)日常的に頻繁にお金の動きが実感できずに消費がなされる。これってすごく怖い流れだと思う。しかも国民全体に広がっている。
 それだけに料金体系の明朗化は不可欠だ。値引きや付加サービスで競争するより、国民全体が安心できる適正な料金を設定するべきだ。

 ケータイでお金を無駄遣いするより「実際に眼で見たり,手にとったり,財布からお金を出して払ったり、のリアルな消費」はとても重要だと、リアル書店の店員は思いました。