韓国ドラマの勢い
オリンピックも真近だけれど、相変わらず韓国ドラマのコーナーは盛況だ。
はっきりいってちょっと失敗した。お盆前にこのコーナーの在庫が払底しそうだ。
予想以上の盛り上がりに仕入れを誤った。ちなみに近所の書店をのぞくと売り切って、やはり薄い。
他業種の店頭でも「冬のソナタ」の挿入曲が流れ、ブームを盛り上げている。
はい確かにこの挿入曲を聞くと、自分は「冬のソナタ」を見てもいないし、ろくに筋も知らないのに、さわりだけでちょっと泣けます。
やっと最近少しずつ、韓流にハマルお客様の気持ちがわかってきた。
売れる兆しに気がつくには、まず来店するお客の気持ちが少しでもわからないとだめだ。少しでも同じ気持ちで泣けるようにならないと。
情報の発信源に近いようだが、書店に勤めている人は浮世離れしたマニアックな感じの人が多い。
ほっとけばどんどん遠くへ行ってしまう。お客からどんどん離れていってしまう。
これからオリンピック関連本に火がつくだろうが、「シドニー」の時は盛り上がった後の「引け」が速かったなあ。