プロ野球のオーナーや球団のフロントは大衆に迎合しない理想のシステムを構築しようとしているようだ。大衆に迎合しなくても機構のに利益にかなうシステムさえ作り上げれば、プロ野球という歴史と伝統をもってすれば、人気はついてくるとタカをくくっているようだ。
さらに言えばオーナーや球団上層部は一種の特権階級のように自らを規定し、大衆は自分たちのやり方についてくるものだという思い上がりがあるのかもしれない。
これはよく政治家が陥る状況に似ている。
大衆を見下し、衆愚には惑わされないぞというような思い上がりはいつか瓦解する。
国の主権は大衆にあることを忘れてはならないと思う。