再び年金不払い

 民主党小沢一郎氏の代表就任辞退のニュースは、大きく各方面で取り上げられた。
 もともと代表就任に消極的だったから、渡りに船の観もある。ちょうど良い口実に不払いが使われた。民主党内部の不協和音に嫌気がさしたとも、与党、小泉首相への揺さぶりを兼ねた捨て身の策とも言われている。

 それにしても、なんて「年金不払い」とは重宝な道具だろう。こんなに「使える」とは誰もが予想しなかった。というか誰も本来の意味で「使って」いない。
 本来の意味での「年金不払い」への対応は何も為されていない、というのが現状だ。
 前にも書いたが、政治家は不払いをまったく重大事とは認識していない。
「なんでこんな事に騒ぐかなあ。まあいい、利用してやれ。」みたいな。
 特権階級の思い上がりと言うべきか。
 これほど国民をバカにした仕打ちはないだろう。

 ところで民主党新代表となる岡田氏は、イオン(ジャスコ)グループ会長の次男だそうで、やはり運気が良い時期に代表の椅子が巡ってきたようだ。
 「19日、20日はジャスコの日。」