幼年誌の付録詰め

 月末月初めは付録詰めに追われる。
 昔は何種類もごてごてと詰めなければならなかったけれど、今は手間を考えて挟み込む付録の数は2以下になるよう、出版社サイドとのお約束になっている。*1

付録といっても最近は傘がついたり、化粧品がついたり、下着がついたりとバラティにとんで奇異なものが注目されているけれども、おなじみの付録にも詳細に検討するとかなりレアでマニア受けするアイテムも多い。
 漫画家のキャラクターアイテムはお約束だけれども、コレだって市販されているわけではないから、そのスジのマニアは見逃せない。付録を組んでいるとき、「おっ」と思う物も多々あり。細かいチェックは欠かせない。
 いちおう非売品だから、さすがに売ったりはしない。きちんと返品の時は本誌に付けて返すのが礼儀だと思う。宣伝用資材も然り。
 本誌を買って付録も楽しむ。雑誌編集者の意図を真正面から味わうべきだろう。

*1:それ以上は綴じ込みになっている