新成人に門出の1冊 読売茨城1/8
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20100108-OYT8T01514.htm
茨城県大子町、239人に贈呈へ 最も多い33人が希望したのは、水戸一高の伝統行事「歩く会」をテーマにした恩田陸さんの「夜のピクニック」
「20歳の20冊」 リスト
- 穴 (ルイス・サッカー)
- 雨鱒の川 (川上健一)
- アメリカ 過去と現在の間 (古矢旬)
- 1分間でわかる「菜根譚」 (渡辺精一)
- 肩胛骨は翼のなごり (デイヴィット・アーモンド)
- しゃべれどもしゃべれども (佐藤多佳子)
- 12歳からの現代思想 (岡本裕一朗)
- ジョゼフ・フーシェ (シュテファン・ツワイク)
- スローター・ハウス5 (カート・ヴォネガット)
- 生物と無生物のあいだ (福岡伸一)
- 世界の言語入門 (黒田龍之助)
- 蝉しぐれ (藤沢周平)
- ナイフ (重松清)
- 人間臨終図巻? (山田風太郎)
- 母恋旅烏 (荻原浩)
- ペスト (カミュ)
- やわらかな心をもつ (小澤征爾・広中平祐)
- 夜のピクニック (恩田陸)
- 歴史とは何か (岡田英弘)
- わたしを離さないで (カズオ・イシグロ)
選定員
杏(ファッションモデル、女優)
石原千秋(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
金原瑞人(法政大学社会学部教授、翻訳家)
北上次郎(文芸評論家)
児玉清(俳優、司会者、書評家)
永江朗(フリーライター、早稲田大学教授)
すばらしいイベントで、すばらしいチョイス。
だけど、受け取る側の気持ちはどうだろう。
よく「*歳位の子なんだけれども、どんな本をプレゼントしたらいい?」と聞かれるが、
これはケースバイケースで、結構難題。贈る側の気持ちが空回りしがち。
紹介しても大失敗で「お取り換え」という事態も頻発。
「20歳の20冊」では、新成人がこの中から選べるのだけれども、テンションは低そう。
主催側の予算的には手軽でいいけれども、今後の展開が気になる。