漆間副長官、事務次官会議廃止を疑問視 日経8/31

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090831AT3S3101U31082009.html
面白いほどよくわかる官庁&官僚のすべて―日本の中枢、中央省庁・霞が関の姿が見えてくる (学校で教えない教科書)
 「事務次官会議」が官僚主導政治の中核ではないけれども、その『象徴』みたいなイメージはある。


 江戸時代の閣僚である老中も、三奉行や大目付、目付、奥祐筆らのお膳立てで、根回し調整を経て上がってきた案件に眼を通して その通り承認する慣わしだったようだ。
 たまに政権交代で、やる気のある老中が出てくると現場はかなり混乱する。
権力があるだけに強引な手法をとると凄い。
 ただその結果が芳しくかったり、権力闘争に敗れるとお家や身を滅ぼしかねない。



 総選挙での国民の支持を得て、権力を握った民主党が細かい所にいたるまで強引な手法をとると、政治主導の効果は期待できない。むしろ強力な「権力」を使わずに「見せ」るだけで組織を人をうまく動かせればいいのだけれども。