公共工事丸投げ、幕末も 横浜開港のドタバタ、古文書に 朝日7/1

http://www.asahi.com/national/update/0629/TKY200906290274.html
横浜開港時代の人々横浜開港と境域文化 (神奈川大学評論ブックレット)小説横浜開港物語―佐久間象山と岩瀬忠震と中居屋重兵衛

勘七という業者らが4470両で落札。勘七らはこのうち最も時間と費用のかかる橋の工事を、785両で平左衛門なる業者に丸投げした。
平左衛門もさらに555両で半兵衛なる下請けに請け負わせたという。

 丸投げで利益をシェアしあう慣行が、社会に深く根差したものであることがわかる。
 公共事業予算が膨らみがちなのは、古からの当然の成り行き。
 美味しいバックマージンを得るため、事業を受注する「営業力」にエネルギーが偏るのも仕方ないのか。

 
 規模は極めて小さいが採用品、図書の予算を得るためジタバタしている日常業務の大本、拠り所を感じた。