名門御曹司の心の内

名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘 (角川叢書)

名門譜代大名・酒井忠挙の奮闘 (角川叢書)

 先の党首討論では「名門御曹司」同士の対決となったが、
 江戸時代、世襲が当然のお殿様たちの心持ちはどうだったのだろう。


 キャラが濃く名が知れ渡っている殿様の伝は広く流布しているが、史料があるにもかかわらず
 その陰で現代において目立たない存在となっている殿様は多いのかもしれない、


 『名門譜代大名・酒井忠挙ー』は、あの「下馬将軍 酒井忠清」の長男なだけに一層影が薄く感じる。
 忠清失脚?の後どうだったんだろうと思っていたが、

吉宗政権下では政治顧問として老中並に重用され、忠挙の進言が享保の改革にも取り入れられている。
酒井忠挙. (2009, 3月 13). Wikipedia, . Retrieved 20:22, 5月 28, 2009 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E9%85%92%E4%BA%95%E5%BF%A0%E6%8C%99&oldid=24835681.

 
 「世襲」政治家、タレント等が幅を利かす世の中、御曹司の心の内は気になるところ。