村上春樹さん新刊、発売前増刷 文芸作品で異例の25万部に 産経msn5/26
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090526/bks0905261344001-n1.htm
予約が殺到しているため発売前から増刷を決め、発行部数が1巻25万部、2巻23万部になった
発売日までのカウントダウン表示などで盛り上げる書店のひとつだが、さっぱり予約が入らない。
近辺では世間の騒ぎをよそに「静かな」反応。
蚊帳の外がちょっと淋しい。
予約殺到が「遠い太鼓」の音のように思える。
何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきた。ずっと遠くの場所から、ずっと遠くの時間から、その太鼓の音はひびいてきた。
とても微かに。そしてその音を 聞いているうちに、僕はどうしても長い旅に出たくなったのだ。『遠い太鼓』より