幻冬舎元社員の私的流用:着服額は9億円 幻冬舎、告訴検討 毎日5/20

http://mainichi.jp/select/biz/news/20090520ddm041040059000c.html
 編集者という病い (集英社文庫)

安全な港でなく、悲惨の港を目指す、その悲惨が黄金に変わる瞬間、その誕生の場に立ち会うことが僕にとって何ものにも代えられないエクスタシーなのです。「編集者という病い」より

 「その悲惨」は覚悟の上。
 こんな横領、着服もきっと織り込み済みなんだろう。


 「安全」に拘り、こずるくて理想の低い書店からは、想像できないダイナミックな経営。
 だから気位ばかり高くて、やる気の無い零細書店は大嫌いで、幻冬舎の売れ筋なんて回したくないのかも。






 一方・・・
  

毒姫―元婚約者が語る姫井由美子の犯罪と正体 (SUN MAGAZINE MOOK)

毒姫―元婚約者が語る姫井由美子の犯罪と正体 (SUN MAGAZINE MOOK)

 は、スザマシイ怨念を感じる一冊。
 ここまで執着させるものの大きさを感じる。
  
 「安全」に拘り、やる気の無い面倒臭がりの人間からすると理解しがたい。
 もう関わり合うのは嫌で放っておきたい対象に執着する理由はアレ?