容疑者父、何度も頭下げ謝罪=母は無言で泣き崩れる−両親取材に応じ・秋葉原殺傷時事通信2008/06/10-23:56

 メディアは商品価値がなくなれば、直ぐ次の話題へと移りゆく。
 この間まで集中的に取り上げていた話題はいつのまにか収束してしまっていて、いったいどういう結末になったのか判らずじまい。
 今回の「秋葉原無差別殺傷事件」もきっとそう。
 この不幸な事件の総括を後に残る形、出版本で残して欲しい。



 容疑者の心の動きがケータイ掲示板に綴られ、その経緯が一般に明らかになっていることを踏まえ、
 そこに大きな影を落としている「両親」「家庭」の事情を謝罪だけではなく、手記にして出版して欲しい。
 報道や第三者、作家による著作ではなく、当事者の生の声が聞きたい。



 容疑者に似たような環境、境遇は全国に多いと思う。
 そして出版に伴う利益が生じたら、被害者の保証に当てて欲しい。



 「謝っても償い切れるものではない」かもしれないが、
 今すぐには無理でも、個人情報保護に拘らず、実態を明らかにすることこそ、社会貢献だと思う。