質問なるほドリ:何で後期高齢者って名付けたの?=回答・吉田啓志  毎日4/2

http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20080402ddm003070080000c.html
新たな高齢者医療制度―高齢者の医療の確保に関する法律(概説と新旧対照表)
 毎日新聞の「質問なるほドリ」はとてもわかりやすい内容でいい。

 「後期高齢者医療制度」というネーミングに対する反感の大きさは、私の周囲でも彼方此方で感じる。
 ネーミングに対する批判という形をとってはいるが、実際は「後期高齢者」にとって、ワケのわからないうちに制度が変り、その実態がわからない、わかりにくい(わかりたくない)状況が気に食わないように思える。

 とにかく、「厚労省の本音は、膨れ続ける高齢者の医療費を抑制する事」「医療費を使い過ぎたら保険料アップの形で自分にはね返る。イヤならむやみに医者に行くな」にあるのだから、察してくれという所だろう。
 中身の良くわからない向きは、とりあえず「名前」にケチをつけてストレス発散してくださいという遠謀だったりして(なわけない)。


 「後期高齢者制度」の呼称を「長寿医療制度」にして、収まれば万々歳か。