情報整理説く本 人気再燃 朝日3/1

http://book.asahi.com/clip/TKY200803010092.html
思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理とは「いかにうまく忘れるか」だと、常識を覆す考え方を説いたお茶の水女子大名誉教授、外山滋比古さんの『思考の整理学』の人気が再燃している。86年に出た文庫がこの1年で25万部を増刷、42万部に伸びた。
ネット社会で情報があふれる中、「情報を使いこなす方法に走るのではなく、頭の使い方一つで誰でもできるシンプルな考え方が書かれている」

 少し前までは近所の古書店には山のように在庫があった『思考の整理学』。
 地元の大学でサブテキストとして使っていた関係で大量に売りが発生し、二束三文で売られていた。
 が、しかし! 今では全くお目にかかれなくなってしまった。
 その人気ぶりが察せられる。

 
 「86年に出た文庫」がこんなことになるのだから、意外な展開は今後も期待できそう。
 先は明るい。