ハリー・ポッター翻訳者の松岡さん、36億申告漏れ 読売7/26

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060726i204.htm?from=main2
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

 日本の富裕層は多額の納税をしても国民から評価されていない。
 金持ちはどうしても「僻み」の対象となって嫌われる。
 仕事にもよるけれど、海外に移りたくなるのも頷ける。


 多額の納税や、社会奉仕「ノブリス・オブリージュ(高貴な身分に生まれついた者は、より多くの義務を負う)」を実践しているのだったら、もっとアピールすべきだ。
 どんなにアピールしても、「金持ちなんだろ」というだけで理解されないかもしれないけれども。

松岡さんは「居住地のスイスで納税した」と主張したが、同国税局は実際の生活の本拠地は日本にあると判断したという。

 松岡佑子氏の場合「ハリポタ」という全国に知れ渡った作品の出版人、翻訳家ということで、その一挙手一投足は多大な影響を及ぼす。
 税金を安く上げようなんて姑息なことは考えていないだろうが、そう受け取られかねない行動は慎むべき立場だと、「書店員の端くれ」は思う。