「静かな曲、センスのいい文具、そしてゆったりとしたいす」

人は見た目が9割 (新潮新書)

 地域性や立地、客層によって書店の形態も異なるべきで、定まった形は無いと思う。


 少ないスペースなのに一様に椅子があれば良いとは言えないし、BGMも静かなクラシックがベストとも言えないし(パチンコ屋みたいな音楽の方が当店では購買意欲沸くかも)。


 そして書籍雑誌以外の商品も臨機応変で。
 旧来の本屋らしい、ちゃんとした本屋を求めている客も意外に多い。
 


 「静かな曲、センスのいい文具、そしてゆったりとしたいす」は実益よりも、客側へのアピールや、競合店への牽制の意味合いが大きいような気がする。
 
 


 中央都会型の書店やヴィレッジヴァンガード風が何処でも相応しいとは思えない。



 人と同じで、書店それぞれが違って楽しい。が・・・「人は見た目が9割」だから、どうしても見た目は気になる。他の様子も気になる。