書店の景品

Q&A景品表示法―景品・表示規制の理論と実務

書店の景品規約改訂問題を検討していた出版物小売業公正取引協議会(井門照雄会長)は2月10日午後1時から書店会館で臨時総会を開催し、①景品提供ができる期間制限を年2回60日から年2回90日にする、②複数回取引の景品提供(スタンプサービス等)は2%まで、③ただし、施行から1年間は1%とする、④3年後に規約・施行規則を見直す――とする改訂案を賛成多数で可決した。

 どの業種でも景品提供は当たり前、顧客もそれを望んでいるのが実態だ。
 でもここまで来たら中途半端な景品で阿るよりも、書店では一切見返りが期待できないと、独自の姿勢をアピールして行った方が潔いかもしれない。