マンガ雑誌の部数減

『少年ジャンプ』の時代 (子どもと教育)
 週刊少年ジャンプ少年マガジンマンガ雑誌の店頭での売れ行きが鈍りだして久しい。
 以前の一誌500万部時代とは隔世の感がある。
 読者が毎週楽しみに待っていて、出ると店頭で買って読むパターンが崩れた。



 しかし店頭と異なり「配達定期販売数」は、それほど変化はない。
 逆に当店では増えてきている。人が集まる美容院や医療機関等で読む人は相変わらず多い、といったところか。
 連載をまとめたマンガ単行本は、特装、豪華、完全版の躍進で売上額は増えているように感じる。



 いちいち書店やコンビニで買うのはゴミも出るし面倒、まとめて単行本で好きな時読んだほうが生活スタイルに合っている。
 しかし書店やコンビニ等にとって、マンガ雑誌の定期的な販売は集客の大きな決め手だ。


 来店の動機がなくなってしまうことは零細書店にとって死活に関わるが、グチをこぼすより、多くの人の生活スタイルにあった新たな「集客できるモノ」を捜し求めるべきだろう。