配達先の家庭で学校に行かず「引きこもっている」男子を何人も見かける。
私が行くと多く子が、窓等からそっと覗いて、様子を窺っている。
チャイムを鳴らしても、他に人が家にいないと居留守になる。
ちょっと心が痛む。
私もしばしば「引きこもって」しまいたい衝動に駆られるけれど。
「引きこもり」が本人の本意であれば良いのだけれど、拠ん所なく仕方なく「引きこも」っているのだったらちょっと不幸だと思う。
配達人(外来者)である私を窺う眼差しには、
「引きこもり」は本意ではない、本当は外界にとっても興味がある。
というメッセージを感じてしまう。勝手な想像だけれど・・・。