今年の年末は人気作品が書店に勢揃い!! 「私の好きな作家」ベスト10発表!
新潮文庫恒例のフェアだけれども、この「ランキング」はお客様に対するアピールが大きい。
格付けはみんな大好きだ。
価値を測る「ものさし」なんて、胡散臭いに決まっているけれど、ついつい寄って行って見てしまう。
きっと100%信用できないその胡散臭ささがどの程度のものか確認してみたい好奇心が、人を動かすのだろう。
そして「違うよなあ」と自分の価値観と照合し、立ち位置を決める材料にはなるのだろう。
大きな影響力を持つ存在が認めたランキングは、人をぐらつかせる。
弱小書店のベストセラーランキング(しかもちょっと作っている)なんて誰も見たくはないかも。