土佐って九万八千石だった?

検証・山内一豊伝説 「内助の功」と「大出世」の虚実 (講談社現代新書)
 来年の大河で注目が集まる土佐高知山内家。
「検証・山内一豊伝説」講談社現代新書を読んでいて、いかに大名同士が張り合っていたか、がよく分かった。
 特に当主の官位や領地の石高に関しては、家中あげてその上昇に邁進していたようだ。
 土佐二十四万石も「出世譚」も「内助の功」も、張り合いの中から生まれたらしい。