岩波書店よ!もっと地味にやった方が良いのではないか?
憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言 (岩波ブックレット657)
新聞の全面広告を見てビックリ。昨日当店にも入荷、平積み。
「イージス」「ローレライ」「大和」、「つくる会教科書」・・・
エンターテイメントや書物で、本当の戦争の悲惨さは伝わらない。平和の大切さも伝わらない。
これらを通して、戦争反対や平和を訴えるというのは、無理だと私は思う。
こういう状況で岩波書店が焦る気持ちはわかるが、ちょっと「らしくない」。岩波にはもっとどっしり構えてもらいたい。
岩波書店が前面に出てくると、逆に改憲派の反発を煽るだけだと思う。
今の状況は護憲派にとってもの凄く厳しい。下手に騒ぐと一気に流れを速めてしまう。
昔とは状況は変わった。強力な主張は敬遠される。
岩波はしっかりと護憲の下支えをする理論的基盤でいて欲しい。