教科書販売も厳しい。

 高校の教科書販売の季節となった。しかし、入学留年退学と人数がなかなか確定しないためロスが生じる。販売時期も生徒数確定に手間取って年々遅れがちだ。ギリギリまで生徒の動向がつかめない。
 一部の成績上位の生徒に合わせたカリキュラムがどうしても組まれやすい。学習意欲の不足している生徒の方が多数派なんだけれども。

 しかし、仕入れた教科書代金の書店から供給所への支払いは、猶予無く年々キチンキチンと計算され自動的に引き落とされる。下手すると生徒から回収出来ていない教科書代金も立て替えなければならない。ほとんどタダ働きになってしまう上に足が出る。

 重い、忙しい、儲からない、の三重苦。