2学期制と3学期制でもめるなんて。

 この近辺の小中学校もおおむね2学期制に移行した。しかし、いまだにその是非をめぐってPTA等の場で論争が続いている。
 長い間の習慣を変更するのはなかなか難しいらしい。

 呆れたのは通知票の扱いだ。2学期制になったにもかかわらず、夏休みの前と冬休みの前にも以前の通り通知票を出しているという。ということは、2学期制本来の秋休みの前、学年末と合わせ都合4回も通知票があるということになる。
 父兄側から通知票の回数が減る事への不満があったらしい。
 
 教師や学校側の負担を減らし、効率の良いゆとりのある教育のための2学期制ではなかったのか。また3学期制に戻そうという動きもあるらしい。

 教育現場に様々な圧力が各方面からかかり、方針の変更がたびたびだと決して良いことは無いと思う。「ゆとり教育のさらなる見直し」は慎重にして欲しい。