金総書記肖像画「撤去」、海外の批判意識？　自ら指示か

　諸外国の事情に詳しい金正日氏は、極端な個人崇拝が「かっこ悪く」見えてきたのかもしれない。にもかかわらず北朝鮮国内は個人崇拝でないと結束できない事情がある。

　お隣の中国の姿も念頭にあったと思う。が中国と同じ状況になるにはまだほど遠い。

　「ちょっとおしゃれになったなあ」思っていた「肖像画外し」なのに、他の国からいろいろ腹を探られ、憶測が飛び交い、折角のしゃれた思いつきがパーになってしまった。

　おまけに部下の主導権をめぐる内部抗争は後を絶たない。

　金総書記の義弟、張成沢氏が失脚　韓国情報当局が確認
http://www.asahi.com/international/update/1125/005.html