Windows XP SP2 導入騒動

  • Windows XP SP2を収録した無償CD-ROM、全国の郵便局で配布開始

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/10/01/4812.html

  • インプレス、Windows XP SP2の解説書など2タイトルを「デジタルできるシリーズ」で無償提供

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=82969



 書店の棚にも、Windows XP SP2 導入に関する雑誌等が多く並ぶ。

 Windows XP標準搭載の自動更新機能を使っていると,SP2が自動的に導入されてしまうため、体制が整わないうちに導入してしまい対策に追われるケースも多い。問い合わせ急増でサポート窓口も大変らしい。
 とくに企業等のユーザーでトラブルが目立つ。影響は大きい。

 
 おかげで「Windows XP SP2 導入」関連雑誌等は売れるけれど、不具合が発生したときの個々の対策は難しい。

 SP2 導入によるセキュリティの重要性はわかる。しかしこれだけWindowsXPが普及していても、ごく初歩的な使い方しかしていないユーザーがほとんどだ。
 その多くの初歩的なユーザーに、導入に伴うリスクを課すのは酷い。
 折角のパソコン熱に水をさす結果になる。

 それに企業等のユーザーでSP2 導入か、それに相当する対策が進まないと「Windows XP SP2 導入」の目論見は大幅に後退してしまう。
 やっぱりパソコン、周辺機器の買い替え需要狙いか。