橋本・高知知事が辞職、出直し選へ

お金と人事の問題で知事と県議会がガチンコで勝負に出た。
裏の取引ではなく、真正面からぶつかる構図はわかりやすい。

知事への辞職勧告決議案が可決後、即、議場での辞表提出も象徴的だ。

　
ただ、橋本知事が辞職勧告決議案に対する牽制の意味で

昨年の知事選挙ということを例にとりますと、６億円あまりの費用がかかっておりますが、これだけ財政が逼迫をしているという時期に、あらためて選挙ということになりますと、またそれだけの予算が出費をされるということになります。

と発言したことには首を傾げる。

多選知事の驕りを捨てないと、再選されても県議会等との軋轢は深まる。
感情のもつれと金が絡むと、武力行使(数の勝負)で相手を力でねじ伏せないと問題の解決には至らない。
そうなると怨念としこりが残り、連鎖は続く。